アラブ連盟のムーサ事務局長は、15日シリアの首都ダマスカスで、「シリアとレバノンの間を取り持ち、両国の緊張関係を緩和させることについては楽観視している」と述べました。
シリア大統領官邸の発表によりますと、シリアのバッシャール大統領はこの地域の情勢、特にバレノン国内の状況について、ムーサ事務局長と意見を交わしました。ムーサ事務局長は会談後の記者会見で、「シリアとレバノン両国の間にまだ意見の食い違いがあるが、解決に向う可能性はある」と語りました。
このほど、レバノンで起きた暗殺事件はレバノンの安定を脅かしただけではなく、シリアとレバノン両国の隔たりを深め、この地域の情勢に損害をもたらしています。(12/16)
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