北京で行われている朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議の第2段階会議は22日、5日目に入りました。協議はこの日終了するという情報も流れています。
現在、中国は積極的に斡旋し、協議で成果が得られるように努力しています。中国代表団は22日、他の5カ国とそれぞれ二国間協議を行い、また、朝鮮とアメリカも引き続き二国間協議を行なうということです。
アメリカ代表団のヒル団長はこの日の午前、「協議は、今のところまだ進展を得る如何なる兆しもない」と述べた上で、核計画放棄の問題で『誠意』を示すよう朝鮮に促しました。
また、韓国代表団のチョン・ヨンウ(千英宇)団長は「22日の協議で成果が得られるかどうかは、朝鮮がどのような意見を出すかによる。現在、多くの根本的な食い違いが存在しており、各国が誠意を示し、一層の協議を行う必要がある」と述べました。
さらに日本代表団の佐々江賢一郎団長はこの日、「私は、22日の協議が成果を得る重要な機会だということを朝鮮が認識するよう希望している。日本側は引き続き、一定の成果が得られるように努力したい。しかし、もし朝鮮側は22日にこれまでの立場を変えなければ、協議の見通しは依然として厳しい。日本側は、朝鮮が大局から出発して問題を判断するよう希望する」と述べました。(翻訳:玉)
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