北京で行われている、朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議第2段階の会議は21日、4日目に入りました。
6カ国協議報道センターが発表したところによりますと、この日の午前中、中国は朝鮮とアメリカとそれぞれ二国間協議を行い、午後は韓国と日本とも二国間協議を行います。
現在、6カ国協議は実質的な問題の交渉に入っています。中国側は現在、協議終了の時に発表する文書を作成するため、努力しています。しかし、協議は22日も続く可能性があり、終了期日はまだ確定していません。
日本代表団の佐々江賢一郎団長はこの日の午前、「日本側は各種の努力を払って交渉が進展を収めるようにしたい。日本代表団は、アメリカや中国とそれぞれ、二国間協議を行う」と述べると同時に、「21日に全体会議を手配しなかった目的は、各国の二国間協議の成果を収めさせることにある」と述べました。
中国の李肇星外相は20日、各国の代表団長と会談した際、「各国代表団の努力により、第5回6カ国協議第2段階の会議はすでに、多くの共通認識を収めた」と述べました。
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