中国外務省の秦剛報道官は21日の定例記者会見で、「日本が中国に遺棄した化学兵器に関する問題は、一日も早く解決されることを希望する」と述べました。
秦剛報道官は「日本が中国に遺棄した化学兵器問題は、日本軍国主義が侵略戦争で犯した重罪の一つである。中日の間に残る重大な問題であり、中国の一部の地区や、国民の生命安全、生態環境を脅かしている現実的な問題でもある。日本は、国際条約による約束によって、真剣にこの問題を解決することを希望する」と語りました。
中国と日本は、1999年7月に「中国に遺棄した化学兵器を廃棄処理する覚書」に調印しました。
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