「化学兵器禁止条約」第11回締約国会議が、5日オランダのハーグで開かれました。会議の出席者は、「世界が化学兵器の危害を避けるため、締約国はその実施措置を講じる必要がある」とつぎつぎと述べました。
OPCW・化学兵器禁止機構のフイルテル事務局長は開幕式で、「現在、世界の181カ国が条約に加盟しているが、また、9ヶ国はこの条約に調印しておらず、6カ国は加盟手続きを進行中だ。一部の締結国の条約の履行を強化すべきだ」と述べました。
また、アナン国連事務総長は、「条約を出来るだけ早く調印し、採択するよう締約国に呼びかけた上で、条約の真剣な履行」を呼びかけました。(翻訳:董燕華)
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