今年9月末まで、中国の海外への直接投資額は712億ドルに達し、海外にある中国系企業の数は1万社を超えています。
2001年に中国がWTO・世界貿易機関に加盟して以来、中国の対外直接投資額は、年平均66%の割合で伸び続け、投資先は世界各の160あまりの国と地区に及んでいます。このほか、多くの企業が外国企業を買い取っており、これはいまの対外投資の主な方式の一つとなっています。
しかし、全般的に見ると、中国の対外直接投資額はなおも少なく、世界のわずか0.5%しか占めていません。これについて、中国商務省の高官は、「援助政策とサービスシステムの健全化、関連の安全保障システムの確立などの措置を通じて、海外への投資を支援していく」との中国政府の態勢を示しました。(翻訳 朱丹陽)
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