中国の戴秉国外務次官は、11日、北京でカナダのハーダー外務次官と会談し、中国とカナダは、「両国間の得がたい友情を大切にすべきだ」と表明しました。
戴秉国外務次官はその際「胡錦涛国家主席が去年9月、カナダを訪問した際に、中国とカナダは戦略的パートナーシップを確立し、両国関係の発展を目指す方針を明確にした。今後とも、両国のハイレベルの往来を強化し、対話と協力を拡大すると共に、平等や相互尊重の原則を踏まえて、意見の食い違いを適切に処理し、両国の戦略的パートナーシップの健全で、安定的な発展を確保すべきだ。これは、両国と両国人民の根本的な利益に合致し、アジア太平洋地域の繁栄や安定にプラスとなる」と述べました。
これに対し、ハーダー外務次官は「カナダは、中国との戦略的パートナーシップを重視し、中国と共に努力し、確実な措置を講じて、両国の関係を絶えず強化させて行く」と述べました。(訳者:董燕華)
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