中国とラオスは20日ビェンチャンで共同声明を発表しました。

　共同声明は、「中国の胡錦涛国家主席のラオス訪問は両国の善隣友好関係と全面的な協力を新たな発展段階に推し進めた」とした上で、「双方は今後とも長期安定、善隣友好、相互信頼、全面協力」などの方針を受け継いで、ハイレベルな接触を強めていくほか、政党や政治、議会、民間などの交流と協力を強化し、両国が長期にわたる友人になるようにしていくことを決意した」と述べています。

　更に、ラオス側は声明の中で、引き続き一つの中国の原則を実施していく立場を改めて強調しました。

　胡錦涛国家主席はこの日、ラオスに対する公式訪問を終え、特別機でインドへ向いました。