中国は8日、西昌衛星発射センターで「長征三号甲」運搬ロケットで「風雲二号」D気象衛星を成功裏に打ち上げ、予定の軌道に乗せました。
「風雲二号」D気象衛星のユーザーは中国気象局で、この衛星は全天候で気象の観測を行ない、気象、海洋、水文などの観測データーを収集し、伝送できます。このほか、この衛星と運行中の「風雲二号」C気象衛星は必要な時に、二つの衛星による同時観測もできます。中国の安定的、持続的な気象衛星業務の応用システムを確保できます。
「風雲二号」D気象衛星の打ち上げは「長征三号甲」運搬ロケットが1994年以来11回目の発射で、成功率は100%に達し、いますでに安定したビジネス発射の段階に入っています。
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