中国の宇宙育種衛星「実践8号」が15日間の宇宙飛行を経て、北京時間24日午前10時43分に、中国西南部の四川省遂寧の予定の回収地に着陸しました。
「実践8号」は宇宙育種のために開発された中国初の回収式試験衛星として、今月9日に、中国北西部にある甘粛省の酒泉衛星打ち上げセンターから、運搬ロケット「長征2号丙」で打ち上げられました。
中国農業省宇宙育種研究センターの責任者は、「種子を回収した後、質の優れた新しい品種を育成し、宇宙育種の技術レベルを向上させていく」と述べました。
これは中国が打ち上げに成功した23個目の回収式衛星となっています。
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