29日午前零時20分、中国西部の西昌衛星センターから、「長征3号乙」ロケットを使って、通信衛星「シノサット2号」の打ち上げが成功しました。
この衛星は、中国宇宙技術研究院が開発したもので、軌道での寿命は12年となります。
この衛星は主に大陸、香港、マカオ、台湾地区の放送やマルチメディア系統などのユーザーにサービスを提供します。
「長征3号乙」ロケットは、長征シリーズ搭載ロケットの93回目の飛行で、1996年10月以降、打ち上げの成功は51回目です。