日本の久間章生防衛庁長官は24日、衆議院安全保障委員会で、緊急時には、アメリカの核武装潜水艦の日本領海での航行を容認するとの考えを示しました。
久間防衛庁長官は、アメリカの核武装潜水艦の日本領海内における緊急時の航行は、日本の「非核三原則」に違反しないと述べました。しかし、久間防衛庁長官はこれまで、核兵器を日本領海内に入らせないとの日本政府の立場を述べていたものです。
1971年、日本衆議院は、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」との「非核三原則」決議を採択し、日本政府の核兵器に関する基本政策としています。
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