パキスタンを訪問中の中国の胡錦濤国家主席は24日、イスラマバードでムシャラフ大統領と会談しました。双方は、両国の政治関係レベルの向上と各分野における互恵協力の強化、戦略的協力パートナーシップを深めることなどについて意見を交換しました。
胡錦濤国家主席とムシャラフ大統領はこの日、「中国パキスタン自由貿易協定」の調印式に出席しました。双方は、「協定の調印は、両国の貿易協力レベルの向上にとって重要な意義がある。この協定は、中国と南アジア諸国が調印した初めての自由貿易協定で、交渉が成功を収めたことを物語っている」との考えで一致しました。
胡錦濤国家主席は、23日からパキスタンの公式訪問を始めたものです。胡錦濤国家主席は、イスラマバード空港に着いた後、ステートメントを発表し、「中国とパキスタンが国交を樹立して55年来、両国政府と人民の共同の努力の下で、両国は友情を深め、全方位的な協力を行ってきた。歴史が証明したように、中国とパキスタンの友好は両国と両国民の根本的な利益と共通の願いに符合し、この地域の平和、安定および繁栄にプラスとなる」と述べました。
|