パレスチナ自治政府のアッバス議長は、6日夜、ガザの官邸でハニヤ首相と会談し、民族連立政権の樹立について話し合いましたが、物別れとなりした。双方は引き続き話し合っていくことに同意しました。
パレスチナ民族解放運動「ファタハ」とパレスチナイスラム原理主義組織「ハマス」の間を斡旋している無党派のバーグフディー議員は、その会談後の記者会見で、次ぎのように述べました。
「会談は建設的で、前向きなものであると同時に、大きな成果を収めた。双方は民族連立政権に関する基盤、体制、綱領、樹立方式などをめぐって討議した」
一方、アッバス議長のラディネハ報道官は、その会談に触れた際、細かいところでまだ相違点があることを指摘し、
「双方が合意したとは言えない。会談はまだ終わっておらず、明日も続く。さらに検討する必要がある問題も残っている。明日かあさってに、これらの問題で合意できることを期待する」と、このように述べました。
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