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イランの原子力組織によりますと、IAEA・国際原子力機構の専門家は、すでにイランのウラン濃縮に使う二つ目の遠心分離機に対して査察を行ったということです。
イランのイスラム共和国通信社が、イラン原子力組織の責任者の話を引用し、「二人のIAEAの査察専門家は3日イランに到着し、4日間滞在することになっている。これまで、すでにイスファハンとナタンツの核施設の査察を行い、それには、最近稼動したばかりの遠心分離機が含まれている」と報じています。
報道によりますと、今回の査察はイランの『核拡散防止条約』の関連規定への約束に従って行ったもので、査察の結果はIAEAのエル・バラダイ事務局長に報告されるということです。また、エル・バラダイ事務局長は今月30日に、IAEAの理事会にイラン核問題に関する最新報告を提出することになっています。
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