|
ロシア連邦安全会議のイワノフ書記は31日、マスコミに対し、「ロシアは、イランの軍事用核開発計画に関する情報は得ていない」と 述べました。
イワノフ書記は、この中で、IAEA・国際原子力機関と効果的な協力を行うようイランに呼びかけた後、次のように語りました。「IAEA の査察によって、イランには軍事用核開発計画がないという結論が出れば、イランに有利になる。ロシアは外交や政治手段によるイラン核問題の解決を希望する。一方、この問題に関する決定は次の二つの点を考慮すべきだ。一つ目は、イランの民生用核開発を許可することだ。二つ目は、核兵器の開発を防止することだ。ある国は、イラン制裁決議草案を提案し、その審理を国連安保理に要求した。ロシアはその他の国とこの問題を検討していく。しかし、その最終的な目的は制裁ではなく、イランの核問題を解決するルートを探すことにある」ロシア連邦安全会議のイワノフ書記はこのように述べました。
|