北京オリンピック組織委員会の劉淇議長は30日、フランスのラフラン元首相の一行と会見しました。
劉淇議長は席上、「中国とフランス両国の指導者の推進の下に、中国とフランスの友好関係は絶えず発展してきた。中国政府は、北京オリンピックの準備作業を非常に重視し、今年の10月1日、胡錦涛国家主席もオリンピックの関連施設を視察して重要な指示を下した。このほど、北京オリンピック組織委員会はIOC・国際オリンピック委員会の協調委員会と第7次総会を開いた。また、双方は初めての『2006世界スポーツ教育文化フォーラム』を成功裏に開催した。このほか、北京オリンピック組織委員会は、各国メディアへのサービスをも非常に重視している」と述べました。
劉淇議長は、「2北京オリンピックの準備作業は順調に進んでおり、いまは重要な段階に入った。これまで、新しいスタジアムの建設工事はすべて始まっており、国家スタジアムや国家水泳センターなど主な施設の主体工事は年末までに完成する予定だ。北京オリンピックは、中国の文化を世界に紹介するよいチャンスであると同時に、異なる文化を交流できる場ともなっている。私たちはフランス語の使用と普及で、フラン側と協力したい。国際的なルールに従い、北京オリンピックではフランス語が大いに使用される」と語りました。
ラフラン元首相は、北京オリンピックの準備状況を高く評価した上で、「北京はオリンピックを必ず成功させることができる」と述べました。
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