アメリカのミュージシャン、クインシー・ジョーンズ氏が23日、北京オリンピック組織委員会から、2008年北京オリンピック開幕式・閉幕式の文化・芸術アドバイザーの委託を受けました。

　今年5月、クインシー・ジョーンズ氏が初めて北京を訪れた際、北京オリンピックの準備に参加したいとの意向を示すと共に、そのために作曲をし、全世界と一緒に「中国に対するすばらしいイメージ」を分かち合いたいと語りました。

　クインシー・ジョーンズ氏はアメリカの著名なミュージカル・ディレクターで、レコード・プロデューサーや映画音楽の作曲家としても活躍しています。1985年、クインシー・ジョーンズ氏がプロデュースを担当し、45人の歌手が集まって、アフリカ救済のために作ったチャリティーソング『ウイ・アー・ザ・ワールド』は、これまで合わせて5億ドルあまりの募金を集めています。