グルジア当局の駐留ロシア軍人拘束による両国関係の悪化を受け、ロシア軍当局は9月30日、グルジアに駐留しているロシア軍隊の撤退作業を停止すると発表しました。
それによりますと、コーカサスに駐留しているロシア軍の撤退作業はすでに停止され、関連の軍隊は戦時状態に入っているということです。またロシア側がグルジア駐在大使を召還したあと、ロシア大使館の館員はほとんど帰国しています。
これに対してグルジアのオクルアシビリ国防相は、この日、両国のこれまでの協定により、ロシア軍のグルジアからの撤退プロセスを中止することはできないと強調し、グルジアの外務次官も、ロシア側の大使召還と外交官撤収に不満を表明しました。
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