韓国大統領官邸の尹太瀛(ユン・タエヨン)報道官は16日、「韓国のノ・ムヒョン大統領はこの日、朝鮮の核実験問題についてロシアのプーチン大統領と電話会談を行なった。双方は、朝鮮半島核問題について六カ国が対話を通じて解決すべきだと一致してみている」と明らかにしました。
ノ・ムヒョン大統領は電話会談の中で「当面は対話による解決に努力すべきだ」と述べ、行き詰まった朝鮮核問題の打開に積極的な役割を果たすようロシア側に求めました。これに対し、プーチン大統領は「六カ国は様々なルートを通して意見交換を行ない、協議を行なうべきである。一方的な制裁の強化ではなく対話で解決を図るべきだ」と強調しました。
一方、アメリカのライス国務長官はこの日、「朝鮮の核実験に関する国連の決議は力強いもので、決議に決められた制裁の内容は『強硬なもの』で、国際社会がこれを共同で履行するだろう」と述べました。
日本の安倍晋三首相も日本政府が非核三原則を堅持する立場を改めて表明し、これには変わりがないと強調しています。
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