中国の唐家セン国務委員は8日、北京で「中国は、アメリカと共に、両国関係を絶え間なく発展させていきたい」と述べました。

　これは、唐家セン委員が北京を訪れたロサンゼルスのフィラレイゴサ市長らの一行と会見した際述べたものです。

　唐家セン委員はこの中で、「現在、中米関係は全体的に見れば良好な方向に発展している。両国の指導者や各クラスの関係者の交流が盛んに行われている。中国は、アメリカと共に、引き続き両国の元首が達した共通の認識を実行に移し、各分野における交流と協力を強化し、意見の食い違いを妥当に処理する用意がある」と述べました。

　これに対し、フィラレイゴサ市長は、「ロサンゼルスは中国側との経済、貿易、投資、環境保護及び観光などの分野における交流と協力を積極的に推し進めるつもりである」と述べました。