シニオラ首相は国連のアナン事務総長と電話会談した際、「レバノンとイスラエルの国境地域の安定を維持するため、イスラエルが両国の国境を越える行為をやめさせなければならない」と述べました。

　国連レバノン暫定軍の報道官も6日、「この一週間、イスラエル軍の飛行機は何回もレバノンの領空に入った。レバノン暫定軍はすでにイスラエル側に抗議を行い、レバノン領空を侵犯することを停止するよう要求した」と述べました。

　これに対して、イスラエルは、「レバノンのヒズボラが7月12日に拘束したイスラエル軍兵士を釈放するまでは、イスラエル軍の戦闘機がレバノンの領空に入ることをやめない」と語りました。