財政省によりますと、中国はすでに、中小企業の発展を援助するための資金を設立し、その額は今年30億元に達する見通しだということです。
財政省よりますと、政府は引き続き、中小企業の管理や技術のレベル向上や、市場競争力の強化、雇用能力の拡大を支援していくことにしています。そして、今後5年間に中小企業の作り出す価値がGDP・国内総生産に占める比率を、去年末の約60%から65%にまで引き上げるよう努力していくということです。
中小企業は現在4000万社を超え、全国の企業総数の99.8%を占めています。これらの企業は多くの就業機会をもたらしましたが、大企業と比べて、資金や技術などの面で依然として多くの困難に直面しています。
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