世界的に有名な万里の長城を保護する保護条例草案がこのほど、中国国務院常務会議で採択されました。この条例により、政府は長城を保護する全面的な企画を立て、長城を保護、管理し、長城を利用する行為を規範化させます。
長城は、世界で最も有名な人類文化遺産の一つで、1987年、ユネスコに世界遺産と認定されましたが、この二十年近く、長城は不適な開発でかなり破損が起こりました。
中国長城学会の調査によりますと、現在、城壁がよく保存され、遺跡が残されたのは半分にも足らず、わずか2500キロあるということです。