全国政治協商会議の賈慶林議長は28日、中国の建国記念日「国慶節」57周年を祝う晩餐会で、「"台湾独立"という分裂勢力に反対し、その活動を阻止することは、海峡両岸の同胞にとってはなおも最も重要な、かつ差し迫った任務となっている」と強調しました。
賈慶林議長は、「今の海峡両岸情勢には、"台湾独立"活動の阻止にとって積極的要素が増えている。しかし、両岸関係が緊張化する根源はなおも存在していることから、大陸側は、一つの中国の政策を揺ぎ無く実施していき、両岸関係を平和で安定した方向に進め、祖国の統一という偉業を一日も早く実現させていく」と述べました。
また、香港、マカオ両特別行政区の発展と中国の華僑政策に触れ、「中央政府は香港とマカオの同胞と共に、一国二制度の方針を貫き、香港とマカオのより麗しい未来を共に築き上げていく。また、中国政府は、誠心誠意、華僑同胞に奉仕するというこれまでの主旨を堅持し、海外華僑の生存と事業発展に配慮を寄せ、その合法的権益の保護に努めていく」と強調しました。
|