豊遥秋(ぶんの・みちあき)氏が収集した鉱物標本コレクションの展示会が21日、北京で開催されました。
豊遥秋氏は日本地質研究所博物館の館長です。1954年から鉱物のコレクションを始めて、今まで数え切れないほどの鉱物標本を発見し、収集しました。今回、豊遥秋氏は自分が収集した3500点あまりの鉱物標本を中国地質博物館に寄贈しました。
当日の展示会開幕式で、豊遥秋氏は「今回私が寄贈したこれらの標本は、中国地質博物館で展示されることになって、うれしく思う。でも、展示品をただ標本として使うだけでなく、中国の研究者は標本を十分研究し、人類と社会に貢献して欲しい」と語りました。
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