中国社会科学院考古学研究所の袁靖研究員が、このほど「中華文明の源を辿る研究プロジェクト」の第一段階の一つとして、中国の二里頭遺跡などから出土した4000年前の羊骨の分析に成功したと発表しました。この研究にはDNA技術が使われており、中国の動物考古研究史上初めての取り組みだということです。
袁靖研究員はまた、今後、DNA技術はその他の古代動物の研究に応用可能で、動物考古学の発展に大きな役割を果たすだろうと述べました。