韓国オリンピック委員会のキム・ジョンギル委員長は28日ソウルで、「朝鮮オリンピック委員会とのスポーツ会談は9月5日に、国際オリンピック委員会の本部・スイスのローザンヌで再開され、南北統一チームでの北京オリンピック参加を討議する」と話しました。
その中で、キム・ジョンギル委員長は「7月29日、イタリアのローマで開かれた欧州オリンピック委員会の臨時全体会議に列席した際、国際オリンピック委員会のロゲ会長は、この会談の仲介者になる意向を示した。さらに、統一チームを構成する中立案も打ち出したほか、スポーツ会談再開の時間と会談方式についても提案した」と述べました。
統一チームで北京オリンピックに参加するため、韓国と朝鮮は去年の12月に、1回目の会談を行いました。今年6月、ロゲ会長が両国の首脳に書簡を送った後、二回目の会談が開かれましたが、7月、朝鮮がミサイルを発射した以降、この会談は一時中断されていました。
これまでの二回の会談を通じて、韓国と朝鮮は統一チームの旗や歌などで合意に達しましたが、選手の人数配分や選抜方式などでは依然意見の食い違いが存在しているということです。
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