イスラエルのオルメルト首相は28日、2つの調査委員会を設置することを決め、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ攻撃に関するイスラエル政府と軍当局の責任をそれぞれ調査することになりました。
オルメルト首相はイスラエル北部の都市ハイファで、「1つの委員会は、イスラエル政府が今回レバノンのヒズボラ攻撃を決めたいきさつを調査し、もう1つの委員会はイスラエル軍当局の戦争中での責任について調査を担当する」と発表しました。
しかし、オルメルト首相は、政府から独立した国家調査委員会の設置という呼びかけに対しては、明確にこれを拒否し、過去の出来事に多くの時間を費やすことは出来ないと述べました。
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