モンゴルのアルハンガイ県、バヤンホンゴル県、セレンゲ県の三県で人と動物の両方に感染する炭疽(たんそ)病が続々と発生しています。 モンゴルのメディアが伝えました。
アルハンガイ県のイフタミルでは16日、61歳になる住民が炭疽ウイルスに感染したため入院しました。衛生防疫部門はすぐさま疫病発生地域が警戒体制に入ることを宣言し、付近の3家族24人に対し化学的検査を行ったほか、疫病発生地域の2000頭以上の家畜にワクチンを注射しました。また、セレンゲ県ヨールでは1頭の牛が炭疽ウイルスに感染して死亡したほか、中国新疆ウイグル地区の辺境にあるバヤンホンゴル県シャルガルジョートでは、2日続けて4頭の子牛が炭疽ウイルスに感染して死亡しました。関係部門はすでに上述の疫病発生地域に対し、警戒の措置を講じています。(編集SN)
「人民網日本語版」より
|