モンゴルのエルベクドルジ首相は13日、「モンゴルの現政権が安定を保ち、政府が直面する危機をあくまで法的な平和的解決を図るよう期待している」と述べました。
モンゴル人民革命党の10人の閣僚は11日、現政権が国政に最善を尽くしていないとして辞表を提出しました。モンゴルの法律により、半数以上の閣僚が同時に辞職した場合、内閣の集団辞職と解され、議会は内閣の辞表を受けて15日以内に討議し、可決するかどうかを決定しなければならないとしています。
エルベクドルジ首相は13日、記者のインタビューを受けた際、「人民革命党の閣僚が辞表を出した理由は十分でなく、無責任な行為だ。人民革命党はこの決定を考え直す必要がある」と述べた後、「現在、モンゴルの貧困状況は楽観視できず、安定した発展が必要だ。モンゴルの政党は2004年の総選挙を尊重し、一刻も早く話し合いを進め、モンゴル社会の安定を保つべきだ」と語りました。
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