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2006年から2010年までの第11次5ヶ年計画の期間中、中国は国家基準のレベルを高め、関連分野における国際基準や国外先進基準の採用率を80%まで引き上げることがわかりました。これは国家標準化管理委員会の劉平均主任が14日、山東省標準化活動会議で明らかにしたものです。
劉主任によりますと、現在「技術の特許化、特許の基準化、規格のグローバル化」が先進国の国家基準の傾向となっているということです。国際貿易の発展のためにも基準戦略を実施し技術障壁を克服しなければならなりません。基準戦略の実施は中国の国民経済や社会発展および多くの消費者にとっても必要とされています。
第11次5ヶ年計画の期間中、国家基準を全体的に高め、中進国のレベルに引き上げることが戦略目標だとされています。国家基準の「標齢(基準が制定されてからの年数)」の平均を現在の10.2年から5年以下まで短縮し、関連分野における国際基準、国外先進基準の採用率を現在の44%から80%まで引き上げます。その後、さらに5年間かけて、中国の国家基準のレベルを先進国レベルにまで引き上げ、中国が加盟した国際標準化機構(ISO)の専門委員会(TC)、分科委員会(SC)、作業部会(WG)の比率を現在の1.7%から10%まで引き上げ、関連分野における国際基準の採用率を90%に引き上げることを明らかにされています。(08/16 新華ネットより)
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