国連のアナン事務総長は14日、声明を発表し、「レバノンとイスラエル双方の敵対行動が現在、おおむね停止されていることに安堵している」と述べました。
アナン事務総長はこの中で、「現在の状況から見て、レバノンとイスラエル双方はほぼ敵対行動を停止させている」と述べました。
アナン事務総長はまた、あらゆる措置を取って平和を維持し、恒久的な停戦を一日も早く実現させることを促すとともに、いかなる口実であろうともいざこざを起こしたり、現在の依然としてもろくて弱い平和を破壊したりしないよう、双方に要求しました。
イスラエルのペレツ国防相はこの日、「イスラエル軍は、国連部隊とレバノン政府軍がレバノン南部地区まで進駐する時に撤退する」と述べました。
一方、レバノンのシニオラ首相はこの日、国連安保理の5つの理事国に対して、イスラエルが行っているレバノンへの全面的な封鎖の解除を働きかけるよう呼びかけました。
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