中国は今後5年間、産業汚染物に関する排出基準の制定と改正に力を入れ、汚染がひどい業種や、エネルギー、水、資源の消費が多い業種の環境保護の基準を高めることにしています。
中国環境保護総局の高官が14日、明らかにしたところによりますと、中国は、すでに火力発電所、医療衛生機関、小型自動車などの一部の施設と業種の環境保護に対する基準の制定作業を終了しており、これまでに、国家環境保護に関する各種の基準の総数は886項目に達し、国家環境保護基準システムの整備がスタートしました。
この高官はまた、「今後5年間、中国は、およそ1400項目の基準について制定、あるいは改正する計画である」と明らかにしました。
中国政府の要求に基づき、関係部門では今後5年間に、全国の主な汚染物の排出量を10%減らすことにしています。
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