中日韓のオリンピック年代の代表チームによるサッカーUー21代表交流戦が、8月7日夜、開幕。初戦の中国ー日本戦がオリンピック試合会場となる秦皇島オリンピックセンターで行われた。中国は0対2で日本に敗れた。
前半は、0対0で折り返したものの、日本は、後半6分、16番本田拓也がノーマークでクロスを受け、ヘディングで先制ゴール。そして、後半17分、8番の増田誓志は中国のオフサイドトラップを破って、ゴール前に突破。DFをかわして、ゴールを決め、リードを広げた。
試合後の記者会見で、キャプテンの陳涛は、「メンバー全員の合宿は、わずか4日しかなかった。あるメンバーは、昨日、合流したばかり。試合では、チャンスをゴールにつなげられなかった。課題がたくさん残った」と試合を振り返った。2008北京に向けては「まだ2年ある。レベルアップできるよう頑張る」との抱負を述べた。
また、中国代表の賈秀全監督は、「みんな全力を尽くした。チャンスは作れたし。結果は敗れたものの、選手たちは自信を持つべきだ」と語った。また敗北の主な原因については「試合前の準備が日本代表ほど十分にできなかったから」とした。
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