中国最大の商工業都市である上海では、農村部での協同医療制度が全面的に普及すると共に、町と村の診療施設の標準化のための整備が終わり、農民の医療条件は明らかに改善されました。
これは上海市衛生局が明らかにしたものです。上海農村協同医療資金というのは個人、集団、政府が共同で負担するというシステムになっており、医療費が高い大きな病気や重症患者に対して補助金を支給します。このやり方は農民の重大疾病によるリスクを防ぐことに効果を上げています。
農村協同医療制度は、中国の農村で農民が任意で参加する制度で、2003年から実施し始め、これまでに40%の農民が加入し、2008年までには9億人の農民がこの保障制度を享受できることになる見通しです。
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