中国国家品質監督検査検疫総局の葛志栄副局長は27日、「中国と日本は、日本の食品の残留農薬規制に関する『ポジティブリスト制度』についてさらに交渉する」と明らかにしました。
これは、この日行なわれた記者会見で述べたものです。この中で、葛志栄副局長は「『ポジティブリスト制度』は日本の食品安全を強化したものの、、日本向けの輸出を制限した」と述べました。
『ポジティブリスト制度』は日本が、食品の残留農薬管理するための基準を設けた新しい制度です。日本は中国農産品の最大輸入国ですが、5月29日にこの制度が実施されてから、中国農産品の日本への輸出量は大幅に減りました。
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