北京市は25日、最低気温が市内で19.2℃、郊外の懐柔区や延慶県では11℃まで下がり、この時期としては、記録的な涼しさとなった。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
中国では、夏至から数えて3番目の庚(かのえ)の日から30日間は「伏天」と呼ばれ、1年で最も暑い時期とされる。今年の「伏天」は7月20日から。25日の最低気温は、「伏天」の時期としては、観測が始まって以来、最低記録だ。
北京市気象局によると、連日の雷雨などの影響で、市内の気温はここ数日でどんどん下がった。市内の最高気温も21.7℃に留まり、街では上着を羽織る人も多く見られた。
市気象局の専門家によると、北京では今週、毎日のように雷雨が降る見込み。気温やや上昇するが、向こう数日は涼しい日が続く予想という。(編集YS)
「人民網日本語版」
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