アメリカのライス国務長官は21日ワシントンで、「アメリカと中国の関係発展は良好で、両国間のハイレベルの相互訪問が、頻繁に行われている。これは、両国関係の発展にプラスとなる」と述べました。

　これは、ライス国務長官が国務省で記者のインタビューに答えたもので、この中で、「中国の総合的国力と影響力は、いずれも絶えず上昇しており、アメリカは、中国が強大になり、国際的安全保障問題で積極的な役割を果たすよう期待している。中国は、国連安保理常任理事国であることから、アメリカは、イラン、朝鮮および中東などの問題を解決するため、中国との協力が必要である。これは非常に重要なことだ。アメリカと中国両国はいずれも大国であり、両国関係は複雑多岐にわたり、意見の食い違いが存在していることは不思議なことではない」と述べました。