国連貿易開発会議は20日、ジュネーブで『2006年最貧国報告書』を発表し、世界の50の最貧国の経済状況は嬉しくも悲しくもあることを指摘しました。
この報告書は「2004年、最貧国の経済は平均して5.9%の成長率を見せ、商品の輸出と共に、これまで20年来の最高となった。このほか、最貧国に対する外国による直接投資と各国政府からの援助もこれまでの最高記録を作った。しかし、最貧国は現在、多くの債務を抱え、経済発展のレベルは低く、持続的な経済発展と貧困撲滅は最貧国の生産力発展にとって最も重要だ」と述べています。
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