西蔵(チベット)自治区で3カ所目の民用空港となる林芝(ニンティ)空港は12日、試験運航を無事終了した。同空港は総投資額7億8千万元で、年間旅客取扱量はのべ12万人に達する見込み。
「世界で最も離着陸が難しい空港」の一つとされる同空港は、青蔵高原南東部の雅魯蔵布(ヤルツァンボ)江の峡谷地域に位置し、1年中雲霧に包まれた海抜4千メートル級の高山や険しい峰に周囲を囲まれている。飛行機は山と山との距離が最も狭い所ではわずか4キロしかない、狭い湾曲した峡谷を飛ばなくてはならない。気象に関する資料統計によると、このような特殊な地勢・天候事情から、同空港の離着陸可能日は、年間わずか100日ほどだという。(編集KS)
「人民網日本語版」により
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