日本の麻生太郎外相は10日、東京で日本訪問中のアメリカの6カ国協議首席代表でもあるヒル国務次官補と会談を行いました。双方は、朝鮮のミサイル発射問題に関する決議案の採択を国連安全保障理事会に要求するため、提携することで合意しました。
麻生外相とヒル国務次官補は、朝鮮に対して朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議への早期復帰を求める問題について協議しました。ヒル国務次官補は会談後、メディアに対し「朝鮮半島の核問題で、アメリカと日本が協力し、同じ立場を堅持するのは、非常に重要なことだ」と述べました。
これに先立って、麻生外相は、アメリカのライス国務長官と電話会談を行いました。双方は、「共同で、日本、アメリカ、フランス、イギリスの4カ国が安保理に提出した決議案を支持するよう、関係各国に促す」としています。
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