日本の村山富市元首相は25日、靖国神社の地位を変えることは実現性がないと表明しました。 これは、村山富市元首相が中国東北の遼寧省葫蘆島(ころとう)で行なわれた百万人の日本人引き上げ60周年を記念する活動に参加した際、述べたものです。
日本の麻生外相はこのほど、政府指導者の靖国参拝の議論を無くすため、靖国神社を日本政府の管理下におくことを提案しましたが、村山元首相の発言はこのことについて触れたものです。
中国と韓国だけが、靖国参拝に反対しているという小泉首相のこれまでの発言に対し、村山元首相は、アジアの多くの国は日本指導者の靖国神社参拝に反対し、アメリカもこれについて日本に注意を促したこともあると語りました。
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