玉龍雪山のふもとに位置する雲南省麗江市束河古鎮は、麗江の古城から4キロ離れた場所にあります。束河古鎮の民家群は1997年、麗江古城の一部として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。古鎮には納西(ナシ)族、漢族、蔵(チベット)族、白(ペー)族などが暮らし、納西文化、茶馬古道(プーアル茶を運んだルート)文化、農耕文化、生活文化などの保存状態も良好です。「人類文化の歴史と自然景観の融合のモデル」と称えられています。束河古鎮は近年、かつての農業主体の生活をしていた僻地の町から、文化的資源を生かした観光地として発展しつつあります。住民が1万人にも満たないこの町を訪れる1日の観光客数は平均5400人以上、農民の年収は2002年の約800元から約3500元へと大きくアップしました。(編集ID)
写真(1):自宅の前で銀器を作る納西族の女性(6月20日撮影)
写真(2):束河古鎮の特産品を売る納西族の老人、木燦秀さん
写真(3):束河古鎮の中心にある広場で観光客に踊りを披露する納西族の老人たち
「人民網日本語版」2006年6月22日
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