中国外務省の姜瑜報道官は22日、北京で開かれた記者会見で、青海・チベット鉄道の開通によって、チベットの交通状況は大幅に改善されるだろうと述べました。
全長2000キロ近い青海・チベット鉄道は、世界で海抜が最も高く、最も長い高原鉄道です。去年10月にレールの敷設工事が全部終わり、今年7月1日からテスト運転に入ります。
姜瑜報道官は、「青海・チベット鉄道の開通は西部地区の発展にとって重要な意義がある。これによってチベットの交通状況は根本的に改善されると同時に、チベットの各民族人民の生活レベルも向上するだろう。多くの貨物が鉄道を通してチベットに輸送されるので、そのコストも以前より大幅に下がるからだ。また、チベットの観光業も盛んになるだろう」と語りました。(文章:王丹丹)
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