イラク国家安全保障顧問のルバイエ氏は、20日付けのアメリカの新聞『ワシントンポスト』で文章を発表し、「イラクは必ず、アメリカおよびその同盟国の影響力から抜け出し、自らが主人公になって、自らの方式で自国の問題を解決すべきだ」と強調しました。
ルバイエ氏はその中で、「影響力を持つ一部の外国の政府要人は強引にイラク新政府の政策を操縦しようとしている。これは好意から出発したものであるが、長い目で見れば、イラク政府を弱らせ、外国に対する依存をさらに強めてしまうことになる」と述べています。
ルバイエ氏はまた、イラク駐留アメリカ軍が今年中に、現在の13万人から10万人以下に減らし、さらに来年の末までには大部分がイラクから撤退するよう希望しました。
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