イラク駐留イタリア軍は14日から撤退計画を実施し始め、今月の末までに、およそ1000人の兵士を撤退させる予定です。
報道によりますと、今月の末までに、イラクに駐留するイタリア軍の人数は1600人に減るとのことです。
これに先たち、イタリアのプロディ首相は「イラクから撤兵することはイタリア政府が行なった決定だ。この計画に基づいて、今年の末までにイラク駐留イタリア軍を全部撤退させる」と述べました。
この日、アメリカのブッシュ大統領はワシントンで「イラクからの早期撤兵はまずい政策だ。これは世界をさらに危険な状態に陥らせるだろう。イラク政府軍が自衛できるまで、アメリカ軍はイラクから撤退しない」と述べました。
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