第十次五ヵ年計画(2000年ー2005年)の期間中、中国の特許権申請件数が急速に伸びたことが分かりました。これは国家知的所有権局の田力普局長がこのほど青島で明らかにしたものです。
田力普局長はその際、「これまで270万件の特許権申請のうち、6割近くが第十次五ヵ年計画の期間中に受けたものだ。そのうち、発明特許権の申請件数は55万件で、第九次五ヵ年計画期間中の3倍になった」と語りました。
1985年、特許権法が中国で実施されて以来、2000年には知的所有権の申請件数が初めて100万件を超え、2004年3月に200万件を突破しました。そして、今年の1月から5月まで、知的所有権の申請件数は20万3788件となり、総件数は今年中に300万件を実現する見通しです。
これまで、中国の実用新型知的所有権や外観デザイン特許権の申請件数は3年連続世界一となっています。しかし、発明特許権の申請件数はまだ遅れており、2005年は世界第4位で、1人当たりのレベルは世界の先進国まで、まだまだ距離があるということです。そのほか、中国では商標の年間申請件数が長年、世界第一位を保っています。(新華ネットより 訳:劉叡琳 06/20)
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