温家宝首相はいま、アフリカ七カ国を歴訪中ですが、これは中国の民間経済機構と企業界から注目され、これら機構は、今回歴訪は、中国とアフリカとの民間による新しい投資先を切り開くだろうとしています。
中国アフリカ民間商会総合連絡部の楚順堂部長は記者のインタビューに答え、「温家宝首相の率いる代表団には、中国の民間企業の代表がおり、これら訪問国にも多くの中国の民間企業が進出していることから、今回訪問は中国とアフリカとの民間の経済往来を促し、より多くの中国の民間からのアフリカ諸国に対する投資をもたらすに違いない」と述べました。
中国民間企業のアフリカ進出を目指すこの機構は、いま、ナイジェリア、ガーナ、タンザニア、モザンビーク、カメルーンとケニアなどアフリカ諸国に事務所を設けており、中国企業のアフリカ投資に便宜を図っています。
伝えられるところによりますと、いま、アフリカへの中国からの直接投資額は11億8000万ドルに達し、中国商務省が許可したアフリカでの民間の投資企業の数は700社近くに上っています。
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