中国の温家宝首相は9日、北京で、キルギスのバキエフ大統領と会談を行ない、「中国とキルギスの関係は良好な基盤を持っており、さらに前進することが完全にできる」と述べました。
温家宝首相は「両国は友好な隣国で、歴史的に残った国境問題を順調に解決し、一連の友好条約を締結している」と述べ、各分野の協力を強めると同時に、上海協力機構の枠組み内で、宗教過激主義、民族分裂主義、国際テロリズムの取り締まりにおいて協力を強化し、地域の安全と安定に共同で寄与していくよう希望しました。
これに対し、バキエフ大統領は「キルギスは、自国の経済開発への中国の参与を歓迎し、各分野の協力を強化していきたい」と述べました。
全国人民代表大会の呉邦国常務委員長もバキエフ大統領と会談をしました。
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